「輪るピングドラム」5話のシリアスとギャグの配分がすごい!

今回の「輪るピングドラム」はギャグの使い方が特徴的で面白かった
今までで1番ギャグが盛り込まれているけど、実はシリアスなシーンも減っていない

ギャグ×シリアス

例えば、おじさんが来てお金や親の話をしている、かなりシリアスな場面も


この饅頭を開けるシーンを入れることで


2話に出てきたこれとか


冠葉の怒りとリンクさせてギャグを混ぜる

視聴者を笑わせつつも重要なストーリーを進めているが
おそらく大半の人が、シリアスさで緊張することも、シリアスとギャグのギャップを感じることも無かっただろう

また、似た構成のシーンで



のあからさまな対比

苹果の悲しみは雨で表しておきながら、
この短時間の間で感情が+から−になったことが、雨が急に降ったことで表現されている

雨=悲しい みたいなのは、もちろんアニメに限らず使い古されまくったものだが、
それに時間を関係させて、「あからさまさ」でコミカルに仕上げるのは面白い

本当にシリアスなものは目一杯

逆に、ギャグの入らないシリアスだけの場面もあった
その中でも印象的なのは


光と長い影を巧く使って、雰囲気を強く出している


これはもう説明は不要だろう 感動的だ

いずれも、最重要なシーンは強烈に心に焼き付けられるように工夫がなされている
今まで挙げたようなギャグの混じったシリアスのおかげで、ギャグのないものはさらに際立っているように思えた

まとめ

光と影を使って印象付ける演出はウテナにも多く見られた
5話に来て、やはり幾原監督のコンテは巧いことを実感させられる

とても唐突だが、シリアスとギャグの使い方を見ていると
シリアスとギャグ(+エロ)を混ぜ続け、12話で強烈な印象を残した「俺たちに翼はない」を思い出す
ストーリーとしてもギャグとしても面白い、こういうアニメが増えて欲しいなぁとも思う

何はともあれ、色々な面で面白い「輪るピングドラム」には今後も期待